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かいくんのぺ~じ

No.21

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星降る軌跡の先の夜

「星の最期を知っていますか?」
夜の闇に溶ける玲瓏な声。

雪灯よりも微かな月の光の元ですら
淡く闇に浮かぶような白い肌。

「堕ちる星は最期、焔に包まれて燃え尽きるそうですよ」

揺らぐ吐息に瞬く、静かな蒼の星の双眸。

「……そんな最期なら、どれほどいいか」
その鮮烈な輝きを、誰かの眼に焼き付けて。

その先に何も残らないのだとしても、星と称えられるならそんな終わりがいい。

そう呟いた白梅の貌はどんな表情だったか。

今はもう遠い長月の夜。
数える程しかなかった逢瀬の記憶。

これはあの冬の夜に途絶えた運命を繋いだ星見の旅路の先で、未明の闇に墜ちた星を探して彷徨う狼のお話。

SS寄稿:莢咲 星
https://x.com/WisteRi_Aria

原藤

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